日比野研究室
(総合工学プログラム)

超高エネルギー宇宙線の起源と組成、および超高エネルギーγ線天文学の研究のために、中国と日本との共同研究プロジェクトである。1989年以来、中国西蔵自治区羊八井(標高4,300m)に観測基地を建設して、実験を開始し、現在に至る。
検出器の種類

プラスチック・シンチレーション検出器

サイズ

0.5m2 (シンチレーターのサイズ:70cm x 70cm)

チャンネル数

697チャンネル

有効検出面積

36,900m2

検出エネルギー

およそ(2〜3)×10の12乗エレクトロンボルト以上(>(2〜3)x10^12 eV)




100TeV領域宇宙ガンマ線探索のために、バックグランドとなる原子核宇宙線起源の空気シャワーを除去する装置として、地下に水チェレンコフ型のミューオン観測装置を建設している。検出面積をおよそ 10000 m2 とすることで空気シャワーに付随するミューオン数の差 (原子核起源宇宙線でおよそ 50 粒子、ガンマ線起源で 1 粒子以下) よりガンマ線イベントを数 % 程度の損失で原子核起源宇宙線を 99% 以上除去できるので、これまでの 10 倍以上の感度となる予定である。
検出器の種類

水チェレンコフ型のミューオン観測装置

サイズ

30 x 30 m2

装置数

4〜12(最大)

検出面積

およそ10,000m2

検出エネルギー

およそ10の14乗エレクトロンボルト以上(>10^14 eV)

Gallery

プールに注水した様子。光電子増倍管が2本ぶら下がっている。

地下ミューオン検出器のプロトタイプの建設が行われている様子が確認できる(Google Mapより:2007年)

5つのMDが地下に埋設されたことが確認できる(Apple Mapより:2013年)

MD埋設後、地上検出器が戻されたことが確認できる(Google Mapより:2014年)

MD埋設後、地上検出器が完全に戻されたことが確認できる(Google Mapより:2016
年)

チベットMD検出器の配置(予定)